専門医コラム
2016/08/23
コンタクトレンズ外来
コンタクトは『安全ではない』目の異物! そのために高度医療機器に指定されており、定期的な安全確認検診が必要です。
あなたの目の将来のために眼科専門医の検診を!
コンタクトという異物を目に付けて生活しているのは、生物の中で人間だけです。
日本眼科医会「コンタクトレンズによる眼障害アンケート調査(平成14年度)」によると、コンタクトは約1500万人使っていると推定、不適切な使用で角膜障害などが年間約150万人発生、レンズの期限を守らず使用した場合に多い、長時間装着が最も問題、定期検査を受けない方に障害発生多い、と報告されています。こうした障害患者数はレーシックなどの近視手術の合併症より遥かに多い数字です。
手術の合併症よりも、コンタクトレンズの不適切使用による目のトラブルの方が圧倒的に多くの方を苦しめているのが現状です。
今回は、コンタクトレンズを使用される方に、必ず理解しておいていただきたい点を短くまとめましたので、ご自身の安全なコンタクト使用のために是非ご参考になさって下さい!