iOK®(オルソケラトロジー)
Orthokeratology
Orthokeratology
視力回復コンタクト、オルソケラトロジーとは特殊なデザインのコンタクトレンズを装用することによって角膜の形状を変化させ、近視や乱視を矯正する視力回復治療です。
回復した視力は一定時間持続するため、寝ている間にレンズを装用することで、起きている間は裸眼で生活できるようになるという治療法です。
国内の多くの眼科では既製品レンズを使用しています。一人一人顔が違うように、角膜の形状も同じ方はいません。
当院では一人一人に個別にオーダーメイド•デザイン処方(iOK® = individual, Oguri Kinshi, Orthokeratology:一人一人の角膜に専用対応出来るオルソケラトロジー)が可能です。
この結果、既製品レンズに比較して質の高い裸眼視力が期待出来ます。
アメリカでは既に100万人以上の方がこの治療を受けており、日本でも2009年に厚生労働省に承認されている安全性の高い治療法です。
また近年では、学童期のお子様が装用することによって、近視の進行を抑制する効果があることも分かってきています。
このページをご覧のあなたは何歳くらいから視力が悪くなってきましたか?
これは平成25年度の学校保健調査ですが、視力の悪い子供は増えています。 (生涯学習政策局政策課調査統計企画室専門調査係より) 今後視力の悪い大人も増え続けるということです。 近視が強くなると、緑内障等の発症増加が知られています。 iOK®(オルソケラトロジー)は近視の方を減らし、将来の眼疾患予防につながります。
平成25年の調査によると、親世代(30年前)に比べても顕著な増加傾向を示しています。
視力1.0未満の比率
小学生 30.52%(H25年)←18.17%(S59年)
中学生 52.79%(H25年)←35.49%(S59年)
高校生 65.84%(H25年)←52.17%(S59年)
(出典:出典はこちら)
当院で治療した20名、治療スタート時 平均小学6年生の4年間の実績です。 近視抑制効果を医学的に確認された治療はいまのところオルソケラトロジーだけです。LASIKなどの手術は未成年には適応外です。欧米のみならずアジア諸国でもすでに学童期のオルソケラトロジーは重要な選択肢として実施されています。今後近視大国日本でも「寝るだけ視力回復」で近視を治す方が増えていくことは間違いないでしょう。
以下、iOK® を中学1年生の時から3年間行っている患者様の実際の話や、未成年の近視治療について動画と音声説明です。
専門医のコラムでも取り上げていますのでご覧ください。
iOK®(オルソケラトロジー)でドライアイ改善! (その①)
iOK®(オルソケラトロジー)でドライアイ改善! (その②)
スタンダードコース | 66,000円 (片眼・税込) |
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アドバンスコース | 93,500円 (片眼・税込) |