お知らせ

2017/08/16

近視矯正手術の長期的な安全性は確認されていますか?

LASIKやphakic IOLは臨床実用されてから20年程度と比較的歴史が浅い治療です。そのため長期的な安全性への心配をされる方がおられます。

ところが上記2種類の近視手術の安全性は非常に高く,長期的にはコンタクトレンズの長期使用による合併症に比較しても近視手術の方が安全だと考えます。

コンタクトレンズを使用している場合の近視の進行(成人でも「スマホ老眼」と呼ばれるような、多くの問題が増加していますが、ソフトコンタクトレンズ使用者に顕著です)に比較しても、近視手術後の方が進行するケースが少ないようです。また、近視手術後に矯正視力が低下することはほとんどありません。

強度近視眼にLASIKを行うと軽度の再近視化を生じることがありますが,術前診断と適応選択を誤らなければ長期的な臨床経過は良好です。

アメリカでのレポートでは、レーシック施術を行ってから10年経過した後の追跡調査は、レーシック黎明期におけるレーザー使用による成績にもかかわらず、88%の人が今もなお良好な視力をキープしている報告があります。最新のレーザー治療であるアイデザイン・アイ・レーシックなどであれば、より良好な長期成績になると考えられます。

最初の報告から20年以上が経過したいま、レーシックは世界的にみても合併症が少ない屈折矯正手術として標準術式として成り立っています。

しかし、安全性の観点から現在のLASIK では軽度~中等度近視が主な適応となっており、当院では強度近視や角膜の問題でレーシック適応外の方にはより安全性が高いフェイキックIOL (眼内コンタクトレンズ、ICL )をご案内させていただいております。

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