おぐり近視眼科・内科 名古屋院ホーム(愛知、名古屋、栄、錦3丁目、地下鉄2番出口すぐ) オンライン予約・相談
新年あけましておめでとうございます!
今年も、皆さんが病気で苦しまずに済むように日常生活で比較的簡単に自分で行うことが出来る生活対応をはじめ、様々な有用と考える情報を提供したいと思います。
どうぞ宜しくお願いいたします!
まずは、昨日のコラムの続きで、お正月に悪化しやすい糖尿病網膜症の原因疾患である「糖尿病」についてお伝えしたいと思います。糖尿病治療の問題は、「食事制限の辛さ」にあります。ある意味、「肥満、メタボ治療」に通じる「食管理の難しさ」をどのように解決するかがポイントとなります。
一昨年、ヤフーニュースに掲載された記事です。
以下に、記事を一部抜粋します。
<生活習慣を改善し血液の酸化を防ぐ>
目の異常というと、我々はその原因を目という〝器官〟のみに求めてしまいがちだが、実はその元凶は血液にある。
「目は常に動いているため、血流が活発化しており、血液の状態が最初に現れます。眼病の多くは〝血液の酸化〟が原因なのです」と解説するのは、おぐり近視眼科・内科クリニック院長の小栗章弘さん。
血液の酸化とは、血液中の活性酸素が増えることによって、血液がドロドロの状態。高血圧や糖尿病、脳梗塞や糖尿病などの生活習慣病を引き起こすのはよく知られたところだ。
「糖尿病が原因で視力低下はおろか、失明にまで至る糖尿病網膜症のように、糖尿病の症状は目にも現れる。目の病気には、身体の不調が潜んでいます」。
一般的に眼の酷使や加齢などに起因すると思われている近視や老眼、白内障といった疾患も、血液の酸化が大きく影響しているという。
「花粉症が近視を併発しやすいことをご存じでしょうか。スマートフォンなどによる近見作業の負担増に加え、花粉症のようなアレルギー疾患は眼の粘膜に悪影響を与えるため、視力低下を進ませる一因なのです。アレルギーとは〝血液で生じている炎症〟なのですが、これも血液の酸化が原因で、生活習慣病の一つだと考えるべき」。
つまり、生活習慣を改善して、血液の酸化を防ぐことが、眼病予防につながるわけだ。
「飲料水や食事を見直して、規則正しい生活を送り、血をきれいにすることが目を健康に保つ秘訣。私は上記のような生活習慣を長年実践していますが、49歳の今も老眼ではありません」。
単なる目の異常と侮るなかれ。〝病は目から〟なのである。
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ここで蒸留水も紹介されています。前回ご案内した食の対応はもちろん大切です。同時に、水は体重の7割程度を占める、身体に一番多い成分です。
市販の浄水器との違いを理解されていない方もおられますので、以下ご参照下さい。
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もちろん水だけで糖尿病が治るとは言いません。
糖尿病の原因の一つに、膵臓への重金属の蓄積や感染(血液検査では確認できないレベル)を生じてインスリン分泌が悪化するという説があります。
以下の新聞記事にあるように、琵琶湖の水をはじめとして日本の水質系がPM2.5 などにより重金属汚染が進んでいるようです。長年の蓄積で、琵琶湖の魚から一定基準以上の水銀が検出されるとのことですが、当然人間にも同じことが生じていると考えるのは自然でしょう。
体内に入った水銀は排出されにくいことが知られていますので、体内に水銀を増やさない、できれば何らかの方法で体外に排出する。ことを考えるのは理にかなっていると思います。
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有害物質や不純物が取り除かれた“蒸留水”。蒸留水は「ハングリーウォーター」とも呼ばれています。欧米ではコンビニでも一般的に売られており、体内の不純物を溶かして体外へ排出する働きがあると理解されています。日本で一般的にならないことを不思議に思うのは私だけでしょうか?
炭が糖尿病をはじめとして様々な病気のお役に立つと、繰り返し述べてきました!
でもそもそも、炭って何でしょうか?
「炭」って何だろう?
木をはじめとした通常の植物の組織は「セルロース」で構成されます。セルロースは多糖類の一種で、炭水化物です。炭水化物とは主に「炭素(C)」「水素(H)」「酸素(O)」で構成された複雑な化合物です。これに火をつけると、空気中から酸素を取り込んで「二酸化炭素(CO2)」と「水(H2O)」に変化します。
炭水化物が炭素+水素だけでなく酸素も含んでいるということは、「半分燃えた」状態であるとも言えます(酸素が足らず不完全燃焼状態)。ここで、何かの方法で炭水化物から酸素を追い出すことが出来れば、残った物質はより純粋な熱源となります。
この状態に対して、外部からの空気を遮断した状態(蒸し焼き)で熱を加えます。炭水化物は500度程度の温度で分解します。しかし、外部からの酸素流入がなく、主に内部の物質のみで再結合を行います。水素は炭素より遥かに反応性が高く、主に酸素と水素のみで反応が進行し、どんどん炭素が余っていきます。結果として出来るのが、ほぼ炭素のみで構成された物質です。
これが「炭」なのです! 炭素の塊と言えます。
木材を燃やすと・・・
実は、この反応は普通に焚き火を行っても見られます。キャンプファイヤーなどで木材を燃やすとどうなるでしょうか?
炎が尽きたあとでも黒くなった木材が静かに赤く燃え続けます。皆さん、見たことがあると思います。
これも同じ反応が起こった結果で、勢いよく火が燃えているために外部からの酸素流入が追いつかず、余った炭素が後からゆっくり燃えているのです。
参考ですが、純粋炭素は燃えても炎を出さず、赤く光りながら表面だけで静かに燃え続けます。基本的に炎というのは実は水素が燃えており、燃えている水素を炎として見ているのです。
昔、炭作りが行われてきたのは、エネルギー効率でなく運搬効率のためです。山間部で得られた燃料用の木材をそのまま都市部に運ぶと大変ですが、炭にすれば軽くなり、重量あたりのエネルギーは高くなります。木材を得られる場所で炭作りも行えば「運搬」するために非常に効率が良かったのです。
化学的には、炭作りの過程で、セルロースという複雑な化合物から酸素・水素を落とす反応をします。この反応を経て、炭の構造は分子レベルの非常に複雑な多孔質物質となります。この多孔質の組成が触媒反応となり、脱臭や水質改善等の様々な効果が得られるのです。また、炭作りの過程で木材に元々あった水素と酸素は、水という形で排出されますが、この水に木材の内部成分が溶け出し、「木酢液」が生成されます。この木酢液もいろいろな効果があり、生活に活用されている方も多いことでしょう。
私が推奨している「チャコーシェル」という竹炭とホタテ貝殻パウダーをミックスしたサプリメントがあります。
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このサプリメントの効果に近い保険診療薬に「クレメジン®」という薬があります。
慢性腎不全という、腎臓の機能が長い間ずっと悪くなってしまう疾患に処方ができます。腎臓は身体の中の老廃物を尿として体外へ排出する臓器です。そのため、腎臓の機能が悪くなっている患者さんでは毒素が身体の中へ溜まってしまいます。こうした毒素を溜めないために慢性腎不全では「透析治療」を行うことは多くの方がご存知かと思います。
吸着炭素製剤
腎臓の機能低下は、体内に毒素の蓄積を起こします。尿毒症を発症してしまいます。クレメジンは、これらの毒素を身体の中に溜めないようにする目的で使用されます。経口吸着炭素製剤、いわゆる活性炭です。
活性炭は毒素を含む化学物質を吸着する作用があります。毒素が体内へ吸収される前に、この活性炭によって毒素をあらかじめ吸着させてしまうのです。その結果、尿毒症を改善させることができます。
腸内細菌によって産生される毒素、胆汁として腸内に分泌される毒素など、これらを腸の中で吸着することで便と一緒に排泄します。
クレメジンは球形吸着炭とも呼ばれます。活性炭による毒素吸着作用によって慢性腎不全の尿毒症症状を改善する薬として保険薬として使用されます。クレメジンはただ尿毒症の症状を抑えるだけでなく、一番の使用目的は人工透析の導入を遅らせる事にあります。つまり、腎不全の進行を遅らせる作用が期待されているのです。
では糖尿病をはじめとした患者さんにクレメジンを処方すれば良いのではないか、と思われるかもしれません。
しかし日本の保険医療制度では、ある病気の診断に対して対応する保険採用薬を処方するというルールがあります。予防的投与は保険診療では出来ないのです。
ここが一般の患者さんからするとややこしい点です。
病気になってから治療をするより、病気になる前に予防するほうが病気で苦しむことも減り、治療にかかる時間や費用も効果的です。これは日本の保険制度の問題点でもあるのですが、現状は慢性腎不全という重い病気になるまではクレメジンは保険診療では使用できないのです。
そのために、代用の「毒素吸着」作用を期待して作成したのが、前述の「チャコーシェル」です。一ヶ月分で3,900円(税込)ですので、1日あたり約130円で病気の予防に繋げてもらいたいとの考えです。
保険診療薬として、慢性腎不全にしか認可されていない活性炭。言葉を変えれば慢性腎不全のような重症疾患にも活性炭の効果は厚生労働省が認めているということです。『炭』の効果が医学的に証明されている一つの実例です。
当院隣接のコンタクトレンズ・オピュールで販売している医療機関専用商品 「桑葉青汁おいしい緑-D」 !
桑の葉に大麦の若葉と有胞子乳酸菌を加えた、おいしく飲みやすい細粒タイプの栄養補助食品です。お子様からご年配の方まで、野菜不足を気にする皆様におすすめします。更には、血糖スパイクを抑える効果から、糖尿病、高血圧の方にも効果が期待できるのです。
桑は養蚕のため日本各地で植栽されてきた植物ですが、古くは鎌倉時代から糖尿病予防効果がうたわれてきた素材です。研究の成果から、桑葉には糖の消化酵素に対する強い阻害活性があり、食後の血糖値上昇を穏やかにする効果が期待できることがわかり、糖尿病の予防につながるとして注目されています。
ごはん、パン、うどんなどの糖分は、食後、消化管で消化され、最終的に小腸上皮にあるαグルコシダーゼと呼ばれる酵素によってブドウ糖に分解されます。その後、吸収され、血中に移行するため、食後は血糖値が上がります。
私たちが普段食べている食物の中には、このαグルコシダーゼの働きを抑えるもの(αGIと呼ばれています)があります。αGIは糖の吸収を穏やかにすることから、糖尿病の予防効果が知られています。
桑には強いαGI作用があり、それは1-デオキシノジリマイシン(DNJ)と呼ばれる成分に起因します。DNJはブドウ糖ととてもよく似た形をしていて、αグルコシダーゼがDNJをブドウ糖と間違え、強く結合するためにαGI活性を示します(図1・2)。
DNJは桑に特徴的な物質で、身近な園芸作物では桑にしか含まれていません。
被験者にDNJを高含有する桑葉エキスを食前にのませ、食後の血糖値の変化と毎食前の長期摂取による安全性を調べた結果、桑葉エキスは0.8g程度で、確かに食後の血糖値上昇を抑制することがわかりました。また、調べた範囲では深刻な副作用はみられませんでした(図3)。
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桑葉は漢方薬としても長い歴史をもっています。
桑葉青汁おいしい緑-Dは、この桑の葉を主原料にした粉末タイプの青汁。
桑葉の青汁は一般的なケールの青汁より有効な栄養成分がはるかに多く含まれて
おり今注目を集めています。本品は、使いやすいスティック状で、野菜不足に
なりがちな現代人の食生活に手軽な補助食品です。(1箱60本入)
税込価格 1箱4,320円 3箱12,000円
株式会社ピーエスの医療機関専用商品です
ご購入ご希望の方はオピュール長浜店へ電話でご注文いただけます。
オピュール長浜店 0749-65-2871
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先に述べたように糖尿病の原因の一つに、膵臓への重金属の蓄積や感染(血液検査では確認できないレベル)を生じてインスリン分泌が悪化するという説があります。
これは波動医学的検査でかなりの程度推測できます。
水銀は体内に入ると体外への排出が難しい重金属です。ところが水道水を始め、日本では天然水にも水銀が検出されているのです。飲料水としての基準値以下であっても、水銀は体内に蓄積します。何十年という期間を考えると、「チリも詰めれば山となる」のです。このことを裏付ける関連新聞記事をご紹介しましたね。
インフルエンザワクチン等にも水銀は含まれています。毎年定期的に摂取していると、やはり体内に水銀が蓄積している可能性が高いのです。
体内に蓄積した重金属は確認できます。髪の毛から重金属分析が可能です。医学データ上、欧米人に比べて日本人の毛髪での水銀の多さが確認されています。
糖尿病治療では血糖を下げる薬が一般的に投与されます。糖尿病はインスリンという血行を下げるホルモンが不足して、血糖が下げられなくなる病気です。インスリンは膵臓の細胞(ランゲルハンス島)から分泌されます。すなわち膵臓のインスリン分泌機能が、何らかの原因で低下している状態とお考えください。一つの説として、 “何らかの原因” が膵臓に付着した水銀を始めとした重金属だと考えられています。
血糖を下げる薬は、膵臓の機能を回復はしません。血糖値を下げるのみです。薬で血糖を下げていると、「膵臓を甘やかしている」ことに繋がります。薬で血糖が下がるため、膵臓はますます機能を落として「薬漬け」になり勝ちなのです。
そのため膵臓に付着した重金属を落とさないと、血糖を下げる薬を使っているだけでは根本治療につながりません。
尚、重金属については過去のコラムを参照下さい。
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① 蒸留水
② サプリメント
④ キレーション点滴
こうした方法で当院では対応させていただいております。
次回はそれぞれの方法について解説させていただきます。
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