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人間の生理的なピント合わせ
細かな理論や議論はさておき、結論を述べますと、現時点でSIFI社のEDOF(Extended Depth of Focus)理論に基づく遠近両用眼内レンズ、ミニウェル・レディ(MiniWell Ready)は世界最高峰の人工眼内レンズと考えられます。
同じEDOFレンズに分類される、テクニス・シンフォニー(Tecnis Symfony、AMO社、厚生労働省国内承認済、先進医療認可レンズ)に比較してもハローやグレアなどの不快症状が少ないと言われているからです。
視力の数値だけではなく、視力の質に関してもトップレベルと言えると考えます。
何より、従来の遠近両用眼内レンズで一番の不満要因であった中間距離での視力の落ち込みや夜間のハロー、グレア減少による不快感をほぼ解決できたことがその質の高さを物語っています。
(SIFI社スタッフの方々と)
しかし、人間の生理的な調節能力にはまだ及んでいません。
20歳くらいの若い年代の調節力には達していないのです。
具体的には目の前10cmの距離から無限大の遠方まで良く見える20歳あるいは未成年の若い世代の優れた調節力には達していません。
この点が今後の遠近両用眼内レンズ改良の課題です。
ご存知のように人間のレンズ(水晶体)は、膨らんだり薄くなったり形を変えて遠くや近くにピントを合わせています。
EDOF技術をもってしても、この人間の水晶体の調節力には及んでいないのです。
それだけ我々が与えられた肉体は今の科学技術がまだまだ及ばない素晴らしい精密な構造を持っているのです。まさに人体は小宇宙とも言われるくらい奥が深い、素晴らしい創造物です。
与えられた生理的な状態に可能な限り近づけることが、医学の方向性ではないかと私は考えています。医学を勉強すればするほど、勝手に人間が生体の構造を変えてしまうことは必ず無理を生じると、思われてくるのです。
そのため、老眼の解決については、私が技術特許を持っている、「水晶体嚢構成体」のコンセプトを取り入れた開発をしてもらえないか提案させていただきました。
水晶体の生理的状態を取り戻そうというコンセプトです。
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もちろんEDOFレンズも生体生理的に持っている収差を応用したレンズですから、水晶体嚢構成体との組み合わせも可能な技術です。
(SIFI社 CEO CHINES氏と、書籍はSIFI社がサポートしてるモータースポーツ関係誌)
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