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清涼飲料水などに含まれている「異性化糖」にも果糖が入っています。
前回お伝えしたように、ブドウ糖を摂ると血糖値があがります。この血糖値上昇により脳は満腹感を感じ、食欲が抑えられます。
しかし、果糖はインスリンを必要とせず血糖値を直接的には上げません。
そのため果糖を体に取り込んでも満腹感を感じません。食欲が抑えられず、結局、果糖を摂取し過ぎることで、脂肪が蓄積され肥満につながると考えられています。
特に異性化糖液などが使用された加工品には注意が必要です。
清涼飲料水は口当たりが良く、特に今年のような暑い夏についつい水代わりに飲み過ぎてしまうと、想像以上に果糖を摂っていても実感しにくいのだと思います。
一方で、「果糖」という文字の如く、果糖は果物、フルーツに多く含まれます。フルーツは小栗も質が良いものを丸ごと食べることを推奨しています。
果物には、果糖の他にもぶどう糖やショ糖、また二糖類、多糖類なども含まれ、他にビタミンやミネラル、食物繊維、抗酸化作用のあるフィトケミカルなどの有効な栄養成分も含んでおり、健康のためにも毎日食べることを推奨します。
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例えば痛風の患者さんなどは、果糖だけでなく果糖を含む果物や果汁にもリスクがあるので注意が必要です。
健康な人が果物を食べることには問題はありません。そもそも果物として食べれば、過剰には食べられないものです。もちろん、肥料と農薬の問題を考える必要はあります。当然、自然栽培の果物を小栗は推奨します。
糖質制限によるダイエット法などで、糖質は敬遠されがちです。
しかし砂糖のように「糖質単独」で摂取するのではなく、果物などの一般的な食べ物から糖質を摂取するのであれば、様々な栄養成分や食物繊維なども一緒に体に取り込むことで血糖値の上昇も緩やかになります。
果糖もブドウ糖も、摂取しすぎることが問題となります。
サプリメントのように特定の成分だけを濃縮しているものと異なり、一般的な食べ物から摂取する糖質は、健康を維持する上でも必要な栄養素です。適切な量を摂取し、また食欲を落ち着かせるという働きを忘れないようにしましょう。食べすぎを控えて肥満防止に役立てられると考えます。
そのためにも、ブドウ糖、果糖の特徴を理解しておくことが大切です。
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