専門医コラム

2019/03/19

レーザー白内障手術の評判

長浜院のある滋賀県湖北地方は、日本の中でも「高齢化先進地域」と言えます。

長浜院で白内障手術を受けて頂く方の年齢は20代(時には10代の方も)から100歳までと年齢層は幅広いです。とはいえ、60歳以上の方がそれより若い方よりは圧倒的に多いです。

こうしたいわゆる「シニア層」の白内障手術は、「自動車免許証更新を視力不良で落とされた」という理由で治療を希望される方がかなりおられます。

公共交通機関が発達した名古屋などの政令指定都市と異なり、滋賀県湖北地方は車は一人一台の土地柄です。

90歳を過ぎてもご自分で運転して移動されている方が少なくないのです。

高齢者の事故率が高いからと言って、免許証を取り上げてしまうことが、公共交通機関が充実していない地域(長浜院の近くのバス停では、”2時間に1本” 程度の本数です・・・)の暮らしにどのような影響をもたらすか、判断が難しい部分です。

こうした問題に関連して、dmenu ニュースに以下の記事が配信されていましたので、内容を抜粋掲載いたします。

オリジナルの記事はコチラからご参照ください

→ 「都会の老人は運転免許証を返納しなさい」

都会の老人は運転免許証を返納しなさい

■手放せないときは、軽自動車にするのも手

高齢ドライバーが引き起こす事故が後を絶ちません。2017年3月施行の改正道路交通法では、75歳以上の場合、認知機能検査と高齢者講習を受けないと免許の更新ができなくなりました。「いっそ免許証を自主返納しよう」と考える人も増えるでしょう。電車、バス、タクシーなど公共交通機関が発達した都市部に暮らす人なら、この考え方が家計面でもプラスに作用します。

車の維持費は、車種や使い方、地域によってバラツキが大きいですが、車両購入費や車庫代を除いても、ある程度の大きさがある車であれば、自動車関連の税金や保険などで月5万円くらいかかるとの見方があります。近年は都内だと、老夫婦が郊外から銀座などへ車で出かけ、ショッピング・映画・食事を楽しむケースが増えているのだとか。バカにならないのが駐車料金。1時間1000円も珍しくありません。頻繁にお出かけを楽しんでいる場合、月5万円の維持費では収まらなそうです。

これに対し車を所有せず、ふだんは電車やバスを活用、たまにタクシーを使うといったライフスタイルなら交通費は月5万円もかからないでしょう。

65歳以降に免許証を自主返納すれば、さまざまな特典を受けることもできます(表参照)。買い物やタクシー利用で割引サービスを受けられたり、金融機関の金利優遇サービスを受けられたり。その一覧表を見ているだけでも楽しくなるほど。免許証返納の淋しさも紛れるはずです。

一方、地方の場合はそう簡単に免許や車を手放せるものではありません。その場合、軽自動車にすれば、維持費を月2万円くらいは引き下げることができます。

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荻原博子(おぎわら・ひろこ)

経済評論家

ジャーナリスト。経済事務所勤務を経て独立。家計経済のパイオニアとして、経済の仕組みを生活に根ざして平易に解説する。著書に『荻原博子のグレート老後 人生100年時代の節約術』など多数。

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コチラに記載されているように、地方であれば「軽自動車」へ変えれば確かに安くはなりますが、すでに滋賀県湖北地方では周りを見渡せば軽自動車ばかりのようにも見受けられます。

もっと大きな問題は、かなりの視力低下を起こしていても「視力低下を自覚していない」シニア層が多いことです。

裸眼視力で0.5 では自動車免許基準に不足しますが、多くのシニアは「遠くは良く見えている!」と視力低下を ”認めたくない” 方が多いのです。

「では夜の運転では不自由はないですか?」と尋ねると、「夜は見えないから運転しないようにしている。」と正直に、”視力低下” を認めてもらえるのですが、それでも「昼間は大丈夫!!」と、テコでも動かない強い意志を示される方が・・・(笑)

多くの視力低下原因は白内障ですので、10分足らずの治療で視力を回復できるのですが、なかなか治療に踏み切れない方が多いのが実情です。

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白内障は短時間で、殆ど痛みもなく患者さんの感想としては「あっという間に治った!」と感動さえされる治療です。

現在では、コンピューター技術を駆使した、「レーザー白内障手術」も選択いただける世になり、人間の手作業では到底不可能なミクロン単位の精度での安全確実な治療が可能となっております。

レーザー白内障手術は、FLACS(femto laser assisted cataract surgery)とも呼ばれます。

フェムトセカンドレーザーという特殊なレーザーを用いた白内障手術です。従来は術者の技量に委ねられていた前嚢切開(水晶体嚢に円形の窓を作る)、水晶体の核の分割、角膜の創口作成、乱視矯正角膜切開といった過程をミクロン単位の非常に精密なコンピューター管理による高い精度でおこないます。

これらの過程は白内障手術後の「裸眼視力を左右する屈折矯正の精度」を上げるために特に重要な部分です。

FLACSにより熟練した術者以上に非常に緻密な手術が可能で、特に多焦点眼内レンズの効果を最大限引き出すことが期待できる技術です。最高レベルの治療と評判を得ています。

ある眼科医がいみじくも述べた言葉です。「私の30年の技術を、コンピューターがいとも簡単に超えてしまった!」

このように白内障手術は新しい技術で安全性がますます高くなっており、90歳の方でも20年前に比べると圧倒的「楽に」手術を受けて頂けるようになっております。運転が必要な方は、視力は多くの場合比較的簡単に改善可能ですので、視力低下が進行する前に治療を強くお勧め致します。

レーザー白内障手術の詳細は以下のリンクをご参照ください。

レーザー白内障手術について

 

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