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2017/04/06
レーシック 否定記事!

今回はインターネットで散見される「レーシック否定記事」の有名な例をご紹介します。以下、当院のレーシックサイトから一部抜粋します。
「タイガーウッズがレーシックをした!」
1999年、「タイガーウッズがレーシックをした!」と話題になってからレーシックは世界的にブレークしました。
手術前のタイガーウッズの近視の強さは、-11.5 D (“マイナス 11.5 ジオプター”と呼びます)だったそうです。
強度近視と呼ばれる -6D~-8D の方での視力が、一般的に0.02以下~0.04程度です。タイガーウッズがかなりの強度近視だったことが分かります。このレベルですと視力数値はあてになりません。具体的には目の前10cm より近いところでしか目のピントが合わないのです。読書距離の30cm ですと目を細めても文字が読めず、裸眼であれば目の前10cm まで近づけて読書をすることになります。
日本の厚生労働省のレーシックガイドラインでは、レーシックの適応は -6.0 Dまでと規定されています。医師の判断で、角膜の厚みの十分ある方ではこれ以上の近視の方でも手術が可能な場合もあります。ですが、無理をすると角膜が薄くなることで将来合併症を生じる危険が高くなりますので、 -6.0 D を超える強い近視の場合は慎重な判断が必要です。
これ以上の近視でレーシックをされた方はタイガー以外にも過去に大勢おられます。しかし、近視が強い方にレーシックを行うリスクが明らかになってきたため、現在では適応基準が厳しく決められております。ですので、この基準値以内で、そのほかに目の疾患をお持ちでないか等、眼科専門医が適応検査をきちんと行うことでレーシックの術後合併症はほぼ心配なく、安全な手術として確立されました。
「カップがバケツに見えた!」
タイガーウッズに実際にレーシックを行った、アメリカバージニア大学の眼科医が2001年に開催された特別講演会で話したタイガーウッズのエピソードをご紹介します。
もちろん、コンタクトレンズである程度までの視力までは矯正されていたでしょう。コンタクトレンズ独特の障害ともいえる、実際の実物の大きさとは若干違って写る障害あったことでしょう。また、ゴルフの際、風が当たると目が乾いてグリーンの細かい芝目を読んだり、インパクトの瞬間のボールをしっかり見つめること等、かなり苦労されていたのではないでしょうか。
レーシックを受けた翌年の2000年はタイガーが大きく飛躍する年になり、様々なメジャー大会に優勝しました。
レーシック後の視力回復についてタイガーが、「カップがバケツに見えた!」という名言を残しています。
17年も前の話です。その後、タイガーの成績が悪くなったとたんにレーシックの「失敗」だと取りざたされるようになりました。
私が直接タイガーを診察したわけではないので断定的なことは述べませんが、現在であれば避けれれた問題をはらんでいた可能性はあります。一つは先に述べたレーシックの現在の適応基準を大きく超える近視だったという点です。
このような「失敗」と言われているケースも含め、現場に携わる眼科専門医の中の、「屈折矯正専門医」の視点と、実際の患者さんの満足、不満をこのコラムでできるだけ詳しくお伝えしたいと思います。
レーシックには種類がある
私は2017年現在の最高レベルのレーシックは、患者さん一人一人の手術適応を正確に判断できればコンタクトレンズ以上に安全な視力回復方法である、と確信しています。
ネットでの風評によって、折角、安全に視力回復して明るい日々を送れる方がコンタクトレンズの合併症で苦しまないよう、当サイトを作成させていただきました。
レーシックに種類がある事は、意外と知られていません。
当院のプレミアム・アイデザイン・レーシックはレーシックの最高峰と呼ばれ、米国NASA が宇宙飛行士に認可をしています。何故、公的機関が認めるようになっているのか。
こうしたことを含め、レーシックの危険性と安全性について誤解のないよう今後のコラムでも説明をさせて頂く予定です。
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