専門医コラム
2015/02/09
日本人の興味は『ダイエット』、『目』
「ダイエット」と「目」、この二つは日本で売れる特集のキーワードだと、出版関係者がおっしゃっていました。
書店や新聞の広告で、この二つの見出しを見ないことはないくらいなじみの深い言葉であるとあらためて実感します。
寝るだけダイエット
実は私の友人の医師、佐藤桂子氏が出版した「寝るだけダイエット」という書籍がアマゾン・ジャパンのサイトで全分野販売第一位に輝くという快挙を成し遂げました。
ダイエット外来の寝るだけダイエット-「痩せホルモン」を分泌させる睡眠法-佐藤-桂子
佐藤氏にとっては処女作となる出版でいきなり第一位! 30年間のダイエット外来での治療実績を持ち、患者さんに目に見える効果を出している現役医師の書ということで、「何をしてもダイエットできなかった・・・。」という人々に、「これだ!」と思わせる説得力が、一位に輝いた原因だったと推測しています。
それだけ「ダイエット」に対して、効果を求めている日本人が多いということでしょう。
いえ、日本だけでなく、韓国、台湾でも翻訳して出版が決まったそうで、諸外国でも求められている可能性が高いと思います。
視力回復
では「目」はどうでしょうか? 一般に、近視で裸眼視力が低下することを「目が悪くなった」ということが多いですね。特に子供で「目が悪い」というと、多くは近視を指していることが多いようです。
実際、「近視」を治したいと思っている方がいかに多いことか! 先日、「寝るだけ」をテーマにして前述の佐藤先生と共同講演を行いましたが、出席者で近視をお持ちの方は全員が「治したい」と、手を挙げられました。
治したいけれど放置している、という方が多いのでしょう。近視は治らないと言われていましたが、様々な新しい研究や治療で治る時代がやってきました。このコラムでは、今後近視治療についても取り上げていきたいと思います。
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