専門医コラム

2015/02/22

オルソケラトロジー(名古屋院、長浜院)  レーシックではない近視治療

先日のメルマガ、ラヂオCentral で近視の話をしましたが、日本人がいかに近視の多い民族か、以下に補足します。

世界各国の近視率、日本は近視大国!

体重を「キログラム(Kg)」で表すように、近視はその強さをあらわすのに「ジオプター(D)」という単位を使います。

近視では「-(マイナス)」、遠視では「+(プラス)」です。

奈良県の松本拓也医師の調査では、

-0.5D以下をを近視とすると、ある統計では 日本人(40歳以上)の41.8%が近視。

これを世界の同年齢で見ると、

アメリカ (黒人)・・・21.0%

アメリカ (白人)・・・24.8%

オーストラリア(49歳以上)・・・14.4%

インド・・・28.2%

シンガポール・・・35.0%

中国・・・21.8%

ということからすると、日本人の近視率41.8%はすごく多いことがわかります。

日本人の近視はさらに増え続けています。

文科省の学校保健統計によると、1.0未満の児童はここ5年間で小学生が25.6%から29.9%、さらに中学生では47.7%から52.6%へとまだ増加中なのです。

成長期の子供の近視の進行を抑える重要性が分かりますよね。

裸眼視力の「改善」だけでなく、「近視進行抑制 」効果が高いiOK® (オルソケラトロジー)に私が力を入れる理由を理解いただけますでしょうか?

この治療は小学一年生から”魔法のコンタクトレンズ” を使えれば視力を改善できるという治療です。多くの場合、使い捨てコンタクトレンズ並の費用で利用可能ですので、近視の始まったお子さんには早めの治療をお勧めしています。

 

 

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