専門医コラム
2015/09/12
歯科治療のイスは病気の入り口! 歯から全身を治療
歯科で治療を受ける時に座るリクライニングチェア。このイスの上で、どのような治療が選択されるかが将来のあなたの病気と関連するとしたら!
今回は、滋賀県長浜市でノア歯科クリニックを開業されている柳本雄史院長に歯と全身との関連についてお話頂きました。
日本歯科人間ドック学会公式ホームページで歯周病と全身疾患との関係について日本歯科大学生命歯学部の小川智久准教授が以下のように述べています。
『歯周病が、全身の様々な疾患と深く関係していることをご存知ですか?
例えば、歯周病患者は脳梗塞や心筋梗塞(しんきんこうそく)などの循環障害になる確率が3〜4倍、早産(低体重児出産)は報告によって異なりますが3〜7倍の危険性があり、その他糖尿病や誤嚥(ごえん)性肺炎など多数の病気と関連しています。
歯周病程度と軽く考えがちですが、例えば糖尿病や心筋梗塞などは自覚症状が無いため、歯周病であると診断された人の中には、もうすでに様々な全身疾患の危険にさらされているかもしれません。』
過去のコラムで、”お子様の目、歯が影響する”
でも歯のカラダへの影響をご説明していますのでご参照下さい。
尚、歯の金属による電流(ガルバニック電流)の測定をご希望の方は、名古屋院、長浜院、いずれでも『口の中の電流測定希望』と小栗の診察をご予約下さい。測定器機を準備して無料で測定させて頂きます。
名古屋院は土曜、日曜、休日も診療しておりますので、名古屋、栄で買い物にお越しの際、カラダの不具合を感じられたらお気軽にアムサット等の全身検査にも是非お立ち寄り下さい。予約優先で患者さんの対応をさせて頂いておりますが、予約無しでも受診頂けます。
それでは今回も皆様の健康のお役に立つ事を期待しています!