専門医コラム
2015/11/12
使い捨てコンタクトが一番高額で危険 5年以上使うのであれば手術を検討!
多くの近視の方が使っている使い捨てコンタクトレンズと、レーシックに代表される近視手術。
どちらが安全か、医学的に考えた事がありますか?
コンタクトレンズは目の異物
本来コンタクトレンズは目の異物、定期検診で目の安全確認は必ず行って下さい。
コンタクトレンズは、特殊なビニールです。目に透明なビニールを貼付けて生活しているという事です。
本来、安全ではないものを、障害が起らない範囲で使用しているのです。
コンタクトレンズという異物を目に付けて生活しているのは、生物の中で人間だけですね。地球上の生物が生理的には行わないことを、我々人間のカラダで角膜をはじめとした目の組織がどれだけ『ビニール貼付け使用』に耐えられるか、実験しているとは言い過ぎでしょうか?
年々増えるコンタクト障害
残念ながらコンタクト使用開始時期の低年齢化が進んでいます。それに伴い、コンタクトレンズによる障害は、日本コンタクトレンズ学会の調査でも毎年増え続けています。一生の後遺症を残す場合もあります。
目を痛める前に、半年に一回を目処に眼科専門医の定期検診をお勧めします。
コンタクトの利点は手術でほぼ解決可能
コンタクトレンズの利点はいくつかありますが、ひとつに、眼鏡のフレームが視界に入りませんし、眼鏡より広い視界が得られます。
また多くの方がファッション性を求めてコンタクトレンズを使用しているのではないでしょうか。
これらは視力回復すれば全て解決する問題です。
裸眼で見えればコンタクトは不用となりますから!
コンタクトレンズを使うとすると、約7〜9年の使用で、アイデザイン•アイレーシックと費用的には同等となります。
しかも殆どの方は10年以上、使い捨てコンタクトを使われている方が多いため、レーシック手術の費用と同等以上の額を既に使われている患者さんが多いのが現状だと思われます。
成人してからも5年以上、毎日コンタクト使用を考えているようでしたら、手術のコストパーフォーマンスの良さ、何よりもあなたの100歳までの将来を考えた目の安全性、この2点をよく考えてから視力矯正手段をお決め頂くことをお勧め致します。