専門医コラム

2016/01/23

落ち着きのある人! になりますか?

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コラーゲンの難しい話が続きましたので、今回は週末の息抜きとしてご参考まで!!

落ち着きのある人、落ち着きのない人、どちらが人から信頼を受けるか、あるいはあなたが頼ろうと思いますか? おそらく多くの方は、「もちろん落ち着きのある人だよ!」と答えるでしょう。特に大事な相談事は・・・。

あなたは人から頼られる存在になりたいでしょうか? 人から頼られる、頼りにされるということは実は医学的にも健康についても重要です。当然ですが、人から頼りにされない、いてもいなくても良い人、となってしまうと孤独感から健康障害にも!

一般的な検査では器質的異常が見つからない子供さんに増えている「視力障害」。一見、活動的で精神的にも元気そうに見えます。しかし、何故か視力検査で、視力の数値が上がらない・・・。強いメガネを試してみても、裸眼視力と数値は一緒・・・。もしかしたら、その子供さんが落ち着きがないことから周囲が「認めていない」ことが原因になっている可能性も・・・。

いずれにしても人から信頼される、「落ち着きのある人」の特徴を以下にまとめましたのでご参考になさってください!

落ち着きのある人 「5つの特徴」

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1. 話すトーンが一定、しかもスピードはゆったり

まずは話し方。落ち着いている人は声のトーンが安定していることに気づきませんか?

話すスピードもゆったりペースが特徴的。たとえ話し相手が、まくし立てるようなスピードで話かけてきたとしても、それに引きずられることなく、つねにマイペースを保てる人。

落ち着きのある人との会話は、ゆるく高い弧を描くキャッチボールをいつまでも続けている、そんな感じを受けるかもしれません。

2. 視線が定まっていて威圧感がない。

落ち着きがない人は、話の途中で視線が泳いだり、自分の髪を触ったりと何かと忙しいもの。貧乏ゆすりは論外ですね。

落ち着きのある人は、話している時、一人でいる時、目がきょろきょろしたり周りをうかがうような素振りは少ないですね。

話し相手の目をまっすぐ見て会話をするその姿勢からは、相手の話をしっかり受け取り、そして返すという、誠実さえ感じることでしょう。まずはどっしり構えて、少し恥ずかしいかもしれませんが相手を見つめて話してみることが大事ですね。

3. オーバーリアクションがなく安心

身振り手振り、歩くスピードともに、一定のペースがあるのが落ち着きのある人。素早い大きい動きではなく、自分のペースのゆったりしたボディランゲージです。

遅刻しそう、と小走りになってしまうような場面でも、「大丈夫だよ~」とスピードを上げるのではなく、ちょっと大股で歩いてカバーし、間に合ってしまうようなイメージでしょうか。

早食い早口の“江戸っ子”よりも、“京都はんなり” といったイメージが合いそうです。

4. 突発的な出来事にも慌てず、騒がず。

予想外のトラブルが起こっても、慌てているようには見えません。「大変だ~!」なんて慌てても、トラブルが解決するわけではありませんし、ここは冷静に問題を整理して対応できることろから対応する。それが正解です。

落ち着きのある人ほど、揺らがず自分のペースで問題に対応できるものです。

その姿は、慌てている人を落ち着かせて精度の高いパフォーマンスへとつながり、最終的にはトラブルもスムーズに解決ができる、という良い効果にも繋がります。生来落ち着きのある人、というのもいますが、多くは経験によって築かれたものだと思います。

5. 自分にブレない。自分を抑制できる人

落ち着きのある人は、自分の軸を持っていて、どんなときにもそれがブレません。相手のペースに巻き込まれず、なにか突発的なことが起こっても自分を抑制できますね。

たとえば、相手の軽口に調子を合わせたり、悪口にのったりしません。また、理不尽だと思ったことには、きちんと意見を言えます。

抑制ができるということは、感情を表に出しづらいという側面もありますが、飲み会で楽しくなってニコニコしているだけでも、いつもとのギャップに異性からも同性からも「意外な一面!」と思われたり。

この特徴を取り入れるように少し意識を変えてみれば、誰でも自分を落ち着きのある人に変えることが出来るのではないでしょうか。

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