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前回は目の下のクマと貧血との関連をお伝えしました。ところで、「貧血」は、病名ではなく、血液中のヘモグロビン量が少なくなった状態のことをいいます。
ヘモグロビンには、身体中の組織に酸素を運搬する重要な役割があります。貧血になると、身体の各組織へ酸素が十分に供給されなくなるため、さまざまな症状が現われます。皮膚や唇・爪が蒼白になるだけでなく、身体がだるい・息切れ・立ちくらみ・めまい・動悸などの症状も、貧血が原因で起こる場合があります。 貧血の原因はさまざまで、前回は鉄欠乏性貧血を説明しました。別の原因で、腎臓が悪くなるに従って貧血になることがあります。腎臓以外の原因を除外した貧血を「腎性貧血」といいます。
肝腎かなめ、と言うように、腎臓は生きていくために大切な臓器です。腎臓が問題を起こして腎不全となると、とても辛い透析生活を余儀なくされる場合もあるのですから!
腎臓では、血液をつくるために必要なホルモン「エリスロポエチン」がつくられ、分泌されています。腎不全が進行すると、エリスロポエチンの分泌量が低下するため、十分な量の血液(赤血球)がつくられなくなり、貧血になるのです。 エリスロポエチンは、尿毒症によって働きが抑えられたり、透析不足で尿毒素が十分除去されないために赤血球の寿命が短くなってしまうことがあります。 また、血液透析を受けている場合には、透析回路への残血が影響して貧血になることもあります。
不足したエリスロポエチンを補う必要があります。腹膜透析の場合は、エリスロポエチン製剤(エポジンWあるいはエスポーW)を皮下注射します。 鉄分が不足しているとエリスロポエチンの効き目が悪くなることがありますので、鉄剤を内服したり、鉄分を補う注射をする場合もあります。
適切な薬の投与を受けると同時に、血液をつくることを助ける日常生活に心がけましょう。 血液がドロドロにならないよう心がけることは、あらゆる病気の予防につながります。
そのためには『食と水』が重要です。
貧血の症状があるときは、たちくらみによってケガをしたり、事故を起こすことがないよう、十分に注意しましょう。
腎臓の病気の一種で高血圧や貧血の合併症が原因で網膜に悪影響を及ぼし、出血や浮腫等が起こり、視力が低下する腎性網膜症。内科での腎臓病の治療を受けながら、眼科専門医が診断し検査や治療をします。腎臓病の種類によって網膜が受ける影響も多種多様です。急性腎炎の場合、回復に伴い消失します、慢性腎炎の場合は網膜の黄斑部に放射線状に白斑が現れる場合があります。
いかがでしたか?
このように 目の下のクマ の陰に潜む全身的病気には注意が必要です。些細なことでも、心配があれば遠慮なく当院へご相談下さい。
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