専門医コラム

2016/03/12

「運動嫌い」の理由 あなたにも当てはまる?

ジョギングをする老夫婦

 

今回は週末バージョン!

春暖かくなると運動したくなりませんか? 何かカラダを動かすのに良い季節です☆

あるTwitterユーザーが、実は自分が「運動が嫌い」ではなく「体育教育が嫌い」だったと考察する投稿をし、反響を集めているそうです。

このTwitterユーザーは、ジムに通いはじめたことで自身が「運動が嫌い」ではなかったことがわかったのだとの事

「運動が嫌い」ではなく「体育教育が嫌い」

そのコメントを以下に紹介します。

” ジムに行くようになってわかったのは、「俺は運動が嫌い」ではなく、「小学校から大学まで行われた体育教育が嫌いだった」ということである。自分で好きな様に適当に見栄を張らず自分の設定した負荷で、のんびり筋トレしたり走ったりするのがこんなに面白いとは思わなかった。 ”

この投稿は、多くのリツイートと、「いいね」を集めており、ネット上で話題になっています。

なお、このTwitterユーザーは別の投稿で「走るにしても、『疲れたんで走るのやめまーす。歩いて体力回復するまで休みまーす。喉乾いたんで水飲みまーす』とか、全く許されないでしょ」と、学校での体育教育について指摘しています。

『あ〜っ、それだ!?』 と思った方も多いのでは?

人間は不思議なもので、他人から ”強要” されたり、命令されたりすると反発しがちです。わがまま放題はもちろん問題で、人間社会では協調性は求められるのですが、バランスが大切ということでしょう。

伸びる可能性の芽を摘まないように

健康についても同じことが言えそうです。

『あなたの病気のためには、あれはダメ、これはダメ、このようにしなさい!』と言われると、頭ではアドバイスが正しいと思っても、感情で反発してしまい、『色々言われるくらいなら、この病気治らなくてもイイ・・・』などどスネてしまったり!?  これは意外と "大人” であるはずのシニアの方に多く見られる現象です。

自分の、『好い加減』を見つけて、春を楽しみたいですね!!

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