専門医コラム
2016/03/30
女性に軽蔑される「オジサマ世代」の電車や飲食店での行為
花見の話ついでに、ついつい酔っ払って迷惑行為が出やすい時期、今回はこのようなタイトルで!?
だから嫌われる? オジサマ世代のNG行為
女性目線から、オジサマたちが、なぜパブリックな場所でマナーを無視し、恥ずかしい姿を見せているのか不思議に思われるようです。大勢の視線が集まる電車の中や駅のホームをはじめ、レストランなどでも見かけます。周りからどう見られているか、自覚がないのでは? そんなオジサマだからこそ、家に帰っても妻や子供たちから煙たがれているのかも・・・、と家族に同情さえ寄せられていたりして!? 最も ”オバタリアン” という漫画が以前大ヒットしたように(・・・世代がバレてしまいます)、女性もなかなかだったりもするのですが、女性からの意見として以下ご参考まで!
電車で軽蔑されてしまう「オジサマ」
3位: 鈍感なオジサマ
女性に対する態度を見ればよくわかります。車内で眠り込んでいるオジサマは、本能なのか? なぜか必ず女性側に寄り掛かってきます。 雨の日に傘の柄を腕に掛けて、携帯や新聞に集中しているオジサマは、傘の先が女性のストッキングに当たると、すぐに破れてしまうのをご存知でしょうか!? 女性の気持ちに鈍感なNGマナー! また、優先席に座っているにもかかわらず、妊婦さんが乗ってきてもまったく知らん顔。「気が付かなかった」ではなく、マタニティマークをちゃんと見る目を持ちたいもの。どんな場面でも、女性の気持ちに寄り添う、心の余裕を持ち合わせてほしいものです。 これは女性に対してというよりも他人の迷惑を考えているか、マナーの問題でもありますね。
2位: 羞恥心を忘れたオジサマ
女性たちから徹底的に軽蔑されてしまうのは、羞恥心のないオジサマ。スポーツ新聞の下品な記事や写真を平気で見ている人!? 女性が隣りにいても読み続ける・・・やはりマナーの問題でしょうね。
1位: 迷惑行為なオジサマ
ワースト1は、迷惑をかえりみないオジサマ。その最たるものが、携帯電話。着信音がやたらと大きく、電話に出るやいなや、車内だというのに、「どーも、お世話になっております!」と大声で話し出す無神経なオジサマ。さらに、着信音のセンスもいいとは言えないことが多いですね。周りの視線をまったく意識しない鈍感さです。 一方、最近の若い人は周囲の空気に非常に敏感で、電車に限らず、携帯電話は常にマナーモードに設定している人も多いようです。 NGマナーは携帯電話だけではありません。口元に手を当てずに咳やくしゃみをしたりするのも決まってオジサマとの指摘! 座っている人に上からウイルスをまき散らすような行為は、もはや人間性が疑われるとの女性からの声。 さらに不快な「スメハラ」オジサマも、エチケット違反! いわゆる "加齢臭" 。本人は気づいていないだけに周囲が対応に困るのですが。肉食、乳製品、酒、タバコを減らすと体臭は軽くなるのですが! そのためにもナチュラルハイジーンをお勧めします。老化防止の食事は加齢臭の軽減にもつながります。コロンなどで隠そうというのも一方ですが、健康的ではありませんから。
飲食店で軽蔑されてしまう「オジサマ」
3位: 想像力が欠如しているオジサマ
周りの気配をキャッチする想像力。例えば喫煙が許されている飲食店では、隣席に煙草の煙が苦手な方がいるかもしれません。煙草を吸われる時は、自分の煙の行方、空調による空気の流れも考えるべきです。『喫煙なんだからイイだろう』という考えはNG。気遣いしている配慮を他人は見ているものです。 また椅子を大きく引いた状態で座り、通る人やサービスの邪魔をしていることに気づかないオジサマもいます。自分のことしか考えない態度や振る舞いは、想像力のなさを自ら証明しているようなもの。自分の姿勢を意識し、周囲への気遣いも忘れないでほしいですね。
2位: 横柄な態度をとるオジサマ
男性の威厳を示したい? 飲食店の従業員に対して威張り散らすオジサマ。お店側の低姿勢につけこんだ横柄な態度は、周りで食事をしている人たちの雰囲気も壊してしまいます。大人対大人として、最低限の敬語を使いましょう。 また、若い従業員のサービスが気に入らないと、「この店は従業員教育がなってない」と、しつこく説教をするオジサマがいたり、モンスター化して怒鳴り散らしたりするケースも、残念ですね。
1位: 雰囲気を台無しにするオジサマ
格式あるレストランなどでも、思わず顔をしかめてしまう場面を目撃します。素敵な空間を共有する場所なのに、「キミ、ちょっと!」と大声で注文して雰囲気を台無しにするオジサマには困ったもの。 さりげなく手を挙げるだけで良いのです。隣りのテーブルに聞こえるほどの声で自分の手柄を得意げに話したり、逆に文句を言うのも恥ずかしい行為です。 食べ方やお酒の飲み方も要注意。肘をついてガツガツと犬食いしているオジサマには、言葉も出ません。ワインを煽るように飲み、食後に爪楊枝をくわえたら、どうでしょう……。 さらには、食後のバーで若い頃の自慢話ばかりをするオジサマには、「二度と一緒に来ないから!」と連れの女性からレッドカードを突きつけられるかもしれないとのこと!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
実は、こうしたNGマナーはオジサマに限らず、男女、世代を超えて見受けられます。
が、人生経験豊富で、人から尊敬されるべき立場のオジサマの場合、ひときわ目立つものです。それだけ『ジェントルマン』として世間から期待されていると、前向きに捉えましょうか!!
『周囲への配慮を欠いた無頓着・無神経な振る舞いは、とても紳士とは言えません。ここに挙げたポイントのひとつひとつをクリアしていけば、女性からの評価が劇的に変わるに違いありません。』との女性からの意見、オジサマの一人として真摯に受け止めたいと思います (^^;