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ホームページでも紹介していますが、残念ながらレーシックは強度近視の患者さんは適応外となる場合があります。
インターネット上で、『レーシックで後遺症に悩まされている』等、問題を起こしている方の殆どは ”レーシック適応外なのに手術を受けた” ケースと言われています。こうした術後の問題を回避するために、日本眼科学会が "屈折矯正手術のガイドライン” を臨床データに基づいて公開しております。
日本眼科学会は、眼科専門医に限定して、屈折矯正手術講習を行っており、この講習を受けた眼科専門医が屈折矯正手術を行うよう指導しています。レーシック等の近視手術で適応外の患者さんに治療することで将来の合併症を起こさないよう厳しく規律をしております。適切な眼科専門知識と技術を持って、適応を守って手術を行えば、眼科の全ての手術の中でもレーシックは最も安全性の高い手術です。適応を守られない手術で患者さんの将来に後遺症を残すことば、例え1,000人に1人でも許されないと考えるからです。
具体的には、以下のように日本眼科学会の "屈折矯正手術のガイドライン” では手術適応、限界を規定しています。エキシマレーザー手術とはレーシックをはじめとする一連のエキシマレーザーを使用する近視手術のことです。ラセックやPRKも含まれます。
1) 年齢
エキシマレーザー手術 患者本人の十分な判断と同意を求める趣旨と, late onset myopia を考慮に入れ,18 歳以上とする.なお, 未成年者は親権者の同意を必要とする.
2) 対象
屈折度が安定しているすべての屈折異常(遠視,近視, 乱視)とする.
近視については,矯正量の限度を原則として 6 D とする.ただし,何らかの医学的根拠を理由とし てこの基準を超える場合には,十分なインフォー ムド・コンセントのもと,10 D までの範囲で実施 することとする.なお,矯正量の設定に当たって は,術後に十分な角膜厚が残存するように配慮し なければならない. 遠視・乱視矯正については,矯正量の限度を 6 D として実施すべきこととする.
http://ogurikinshi-lasik.com/news/%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%81%AE%E8%89%AF%E3%81%84%E9%81%A9%E5%BF%9C%E3%81%A8%E3%81%AA%E3%82%8B%E6%96%B9/
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