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先日のNHKの番組で眼瞼下垂関連について放送されました。
「今回、ガッテン取材班は目をパッチリにして頭痛や肩コリを改善する「不思議な健康法」があると聞き、兵庫県の総合病院を訪ねました。すると、診察室にいたのは、70代のご夫婦。なんと、「手術」で目をパッチリにして、体の不調を改善するのだとか。
実際に、手術を受けた女性の元を訪ねてみると…、たしかに手術前よりも目がパッチリに!その効果で、常に子どもをおぶっていると思うほどひどかった肩コリも、すっきり改善されたというのです。」
(ためしてガッテンHP(眼瞼下垂)より)
この放送で行った街頭調査では30代でもまぶたがたるんでしまっている人が多くいることが明らかになりました。
「私たちのまぶたは、老化など様々な原因でたるんでしまうことがあります。すると、まぶたの力だけでは目が開かず、視界が狭くなってしまうため、代わりに「おでこの筋肉」を使ってまぶたを持ち上げようとします。このとき、おでこにシワが入り、常におでこの筋肉が緊張した状態になってしまいます。
実は、おでこの筋肉は、後頭部・肩・腰の筋肉とつながっています。そのため、おでこの筋肉が緊張すると、その緊張が全身に伝わり、頭痛・肩コリ・腰痛を引き起こしてしまうことがあるのです。つまり、目をパッチリにする手術でまぶたを持ち上げてあげることで、おでこの緊張が緩和され、頭痛・肩コリ・腰痛の改善にまでつながる。これが、『目パッチリ手術』の正体だったのです。その原因は、いったい何なのか? 実は、まぶたの中にある「腱膜(けんまく)」という部分が損傷してしまっていたのです。腱膜は、まぶたを持ち上げる「上眼けん挙筋」とまぶたのふちにある「けん板」という組織をつなぐ薄い膜です。この腱膜が物理的な刺激で損傷を受けると、まぶたがたるんでしまうのです。番組でご紹介した、腱膜を損傷させてしまう生活習慣は二つ。老化だけではないのです。
(以上、ためしてガッテンHPから引用)
近視手術後に眼瞼下垂症状を自覚される方が多いのですが、長年に渡りコンタクトレズを使用していた方が多いことが大きな原因です。
眼瞼下垂手術をすれば頭痛・肩こりは多くが劇的に改善します。
ところが番組の出演者たちは手術に抵抗があります。多くの方が何とか手術せずに治したいと思いますよね。簡単になんとかできないか?と、お悩みの方も多いでしょう。
そこで手術の代用で、メークで対処する方法も紹介されました。
二重瞼を作るシールやのり。これで瞼を対応することで視野が広くなり、筋硬度計でもモニター5人中4人に肩の緩みが観察されました。
兵庫大学眼科教授の三村治先生がメークの効果を認めました。小栗も、「手術をしたくない」という患者さんに対して「メークはオプションの一つ」考えています。
一度メークをお試し下さい!
これで肩こりが改善したら「肩こりの原因が瞼だった」と判明します。
問題は、こうしたメークを繰り返していると、むしろ眼瞼下垂が進行する場合もあるからです。長期的な安全面からは眼瞼下垂手術がお勧めです。
瞳孔(黒目の中心部分)にまぶたがかかる場合や、頭痛・肩コリ・腰痛・眼精疲労などの症状が重い場合は、「眼瞼下垂」という病名がつき、手術は保険適用となります。費用は負担割合により(1割~3割負担)、両眼で2万5000円~5万5000円ほどです。
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