専門医コラム
2016/06/11
水の質
水素水は「不純物」が入っていることが前提の水であることをご説明しました。
いくら水素が良いものであっても、その「不純物」によってその水素水が良いものかどうか判断が分かれることと思います。
そのため、誰にでも安心してお勧めできる水として私は蒸留水を推奨しています。
蒸留水は、文字通り、水を一旦蒸発させて、冷やして再び水に戻したものです。
すなわち「純水」です。
欧米では、飲料用水として蒸留水が好まれています。ドラッグストアやコンビニで丁度日本でペットボトルのお茶を買うような感覚で購入して飲まれています。
蒸留水は別名ハングリーウォーターとも呼ばれています。
余計なものが混ざっていない純水ですので、飲むと体内の不純物を溶かして体外に排出する働きがあります。
即ち、蒸留水はそのものが「デトックス(解毒)」効果をもっているのです。
蒸留水の「都市伝説」
しかし何故か蒸留水には次のような "危険である" という意見が巷に溢れているようです。
「蒸留水を飲むと、身体の中のミネラルが奪われてしまう」
「蒸留水は身体を酸性にしてしまう」
・・・次回は、こうした蒸留水が身体にとって危険であるという都市伝説についてご説明させていただきたいと思います。