専門医コラム
2016/06/13
蒸留水は危険!?
蒸留水を製造する際には、不純物をすべて取り除くために、まず液体の水を沸騰させることによって水蒸気へと変換されます。この水蒸気が凝縮されて純粋な水になるのです。
蒸留の過程で、事実上すべての細菌が死滅し、ウイルス、重金属、そのほかの有機物と無機物の汚染物質も除去されます。放射能も除去可能です。
蒸留によって考え得る限りにおいて、もっとも純粋な水になります。
そのため私は目の病気に限らず、様々な病気の方に体内のデトックス目的で「身体の水分を純粋に入れ替える(体内洗浄)」ことをお勧めしています。
(写真は琵琶湖)
蒸留水の都市伝説?
「蒸留水を飲むと、身体の中のミネラルが奪われてしまう」
「蒸留水は身体を酸性にしてしまう」
前回も紹介した上記のような疑問を "都市伝説" 的な疑問を持つ方がネット上では散見されるようです。
おそらく、蒸留水が純水であるがために何らかの誤解を生じているようです。
蒸留によって、さまざまな汚染物質以外に、各種のミネラルが除去されてしまうということは先に述べたように真実です。しかし人間の身体が水からミネラルを吸収できるものなのかどうかは不明です。そもそも私たちはミネラルを食物から摂取するのであって、水からではありません。
ある製造業者の推定によれば、カルシウムについてのRecommended Dietary Allowances(RDA) すなわち「栄養所要量」の基準を満たすためには、ボストンでは8オンス(約224ミリリットル)のコップで676杯分の水道水を飲む必要があるとしています。
毎日飲む水から必要なミネラルを摂取することは事実上不可能と考えられます。
RDAは、全米科学アカデミーや、地方自治体が推奨している、各種栄養素の1日当たりの摂取量のことです。年齢・性差に応じて栄養素ごとに算出されており、一覧表になっています。
常識的に考えると、蒸留水が身体の中のミネラルを洗い流すとしても、1日仮に無理やり3リッター飲むとして、どれだけのミネラルを奪うか、水道水等と比較しても大きな差にはならないと考えられます。
酸性・アルカリ性という点については、蒸留水のpHはほぼ中性であって、身体の酸性・アルカリ性のバランスに影響を与えることはありません。科学的に考えれば明白なのですが、何故かネット上でこうした "問題" を指摘されるようです。
水の味
医学的とは言えないかもしれませんが、「蒸留水は美味しくない」という意見もあります。味覚に関しては個人差が大きいので一概に言えませんが、添加物や白砂糖、食塩、化学調味料の味に慣れた方ほど、蒸留水の "味" への不満を持たれるようです。
・・・私は蒸留水を美味しく飲んでいます。
健康のために、食を変えるのは辛い、難しいという方は少なくありません。好きなものを我慢することはストレスになるようです。しかし、飲み水や食事に使う水を変えることは、ほとんどの方が問題なく移行できます。様々な、眼科疾患のみならず、糖尿病、高血圧等、全身的な病気をお持ちの方は、体重の7割程度を占める「水」を変えてみることをお勧めしております。
また、経済性も様々な浄水器やミネラルウオーター等を使用するより、蒸留水は格段に安価です。興味をお持ちの方は当院スタッフにお気軽にお尋ねください!
蒸留水はご自身で作成可能です。
当院ではご自宅で蒸留水を作成して、食事等に蒸留水をご体験いただく目的で
「蒸留水器」を1週間無料貸し出しをしております(台数に限りがあり、1家族1回限りとさせていただきます)。
ご興味をお持ちの方は当院スタッフにお尋ねください。
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