専門医コラム
2016/06/18
加齢黄斑変性の治療
加齢性黄斑変性には、黄斑部に異常な血管が増える「ウェットタイプ」と、黄斑の内側に老廃物がたまる「ドライタイプ」があります。
ウェットタイプは保険診療対応では異常な血管をレーザーで焼き固めたり、異常な血管の増殖を抑える薬を使った治療が行われます。
ドライタイプは進行が遅いため、経過観察を行います。
サプリメントの効果が期待できる加齢黄斑変性
加齢黄斑変性は、サプリメントの発症予防効果が科学的に証明されている疾患です。その成分は緑黄色野菜などに多く含まれる「ルテイン」。強い抗酸化作用を持つとされる物質です。ルテイン以外にも、ビタミンCや亜鉛などの抗酸化物質を摂ると眼によいとされています。
酸化はあらゆる加齢性疾患や病気の原因の重要な一つであり、抗酸化物質は眼や全身のアンチエイジングに重要です。詳しくは過去のコラムを参照いただき、食生活に上手に取り入れてください。
問題はこれらの食品の農薬や添加物等の化学物質汚染です。その対策の一つとして天然素材での洗浄方法もご紹介しておりますので是非ご参照ください!