水素水の効能が話題先行の感が否めないことはこれまでにお伝えしました( ⇒ 水素水どうなの? )。
もし水素水を飲むのであれば、以下をご参照ください。
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では水素水同様、「健康に良い」というイメージが浸透している炭酸水はどうでしょうか?
炭酸水の効能
元々海外ではポピューラな炭酸水ですが、近年日本でもその効果があちこちのメディアで取り上げられるようになりました。女性誌等でも盛んに話題にされるため、特に女性には日常的に取り入れている方も多いと思います。基礎代謝向上、食欲抑制が期待できるため、健康や美容に良いこと尽くめののように見える炭酸水。
炭酸水の良し悪しとして、第一には基本となる水の質が重要だと考えます。余計な不純物が混ざっていては、その混濁物が長期間の蓄積で身体に問題となります( ⇒ 水の質 )。そのため、炭酸を溶かす水としては「蒸留水」を推奨します。
炭酸を溶かす水の質が良いものだしたら、次は「炭酸」そのもののメリットとデメリットをいろいろな角度から見ていきましょう。
炭酸水とは炭酸ガスが含まれている水の事。天然に湧き出るものから、人工的にも製造可能な炭酸水。炭酸水には糖分が含まれておらず、カロリー摂取の観点では水を飲むのと変わらないので、スムージーや酢と並んで、健康や美容、ダイエットに人気が高いですね。
ダイエットや美容効果
特に美容やダイエットに効果的と知られています。炭酸水を飲むことで便秘が解消されて、美肌効果が期待できます。なぜ便秘解消されるかというと、炭酸水が体内へ流れ、胃を刺激することで腸内運動が活発になるためです。「蠕動運動(ぜんどううんどう)」と呼ばれます。
蠕動運動が弱まってしまうと老廃物が体外へ排出されにくくなってしまいます。そのため炭酸水で胃を刺激してあげることでガスが体から排出され、便秘解消に効果的とされています。
また炭酸水は普通の水より満腹感が得られやすく、食前にコップ1杯飲むだけでも食事の量を自然に抑えることができるため、ダイエットにも取り入れられています。体重が気になる方にとっては大きなポイントです!
炭酸水を飲むことで満腹感が得られたり、便秘解消できたりと良いことがたくさんありますが、大量に飲むのではなくきちんと摂取する量と飲み方を理解しましょう。
特にダイエット目的の人は食前もしくはお腹が空いたタイミングで500mlほど飲みましょう。あまりたくさん飲んでしまうと、胃を刺激しすぎてしまうので注意が必要です。また少なすぎると逆に食欲増進の役割になってしまう恐れがあるので、500ml程度が適量です。
次に健康目的の方は100mlぐらいを目安に1日5回ぐらいに分けて飲みましょう。水をたくさん飲む健康法もありますが、胃への負担、むくみの原因にもなるので、炭酸水は1日500mlほど飲むのがより効果が期待されます。
適量を飲むことはもちろん大事ですが、体への負担を考え、炭酸水の温度にも目を向けましょう。炭酸水に限らず、冷たいものは当然ですが身体を冷やしてしまします。キンキンに冷えた炭酸水は美味しいですが、ダイエットや健康の目的に関係なく「常温」で飲むように心がけましょう。私はできるだけ冷たいものの摂取は身体に負担を感じるため控えるようにしていますが、飲み物も氷は入れないように注意しています。
炭酸水を飲むことで新陳代謝を上げる効果が期待できるのですが、冷たい状態で飲むとその効果が半減してしまいます。むしろ身体が冷えると代謝の悪化に繋がるのでご注意ください!
次回は炭酸水のデメリットについてもお伝えします。
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