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重金属を考える際に、髪の毛の働きを知っておく必要があります。
われわれは髪を通して身体の中に蓄積された水銀や砒素・カドミウム・鉛・アルミニウムといった身体にとって有害な物質を体外に排泄しているということをご存知でしょうか? 日本人の髪の毛に水銀が欧米人に比べて多く含まれることはすでにお伝えしました。
とはいえ、髪の毛にたくさん検出されるから、それがそのまま身体の異常値と捉える必要はないと思います。 身体の自浄作用が働いているというサインかもしれないのです。
それでも、身体にも髪の毛にも体に毒性のある重金属は少ないに越したことはありません。
ところがある研究で金属毒性の試験を受けた80%近くが、髪の毛のアルミニウムのレベルが極端に高いことが明らかになりました。
アルミニウムは、ワクチンを通して直接体内に注射されることもあります。
アルミニウムは、主に肺、肝臓、甲状腺、骨、脳に蓄積されます。
たいていの臓器のアルミニウム量は年齢によって増加しませんが、肺と脳のアルミニウム量は、年齢とともにかなりの蓄積を示します。
現在、アルミニウムは調理器具、サニタリー製品、缶など食品の容器に使われるようになり、ますます毒性が増加しています。
アルミニウムは神経毒として、神経学的疾患に関与しています。
前回お伝えした、厚生労働省の公式見解ではその関連を認めてもらえません。しかしアルツハイマー病患者で、脳内のアルミニウム量が高いことは周知の事実です。
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