専門医コラム

2015/03/25

日本人だけが「のり」を消化できる!? 腸内細菌の不思議

のりを分解する酵素を発見

海岸と海藻

フランスの研究グループは2010年、のり(海苔)の成分であるポルフィランを分解する新しい酵素を海に住む細菌から発見しました。この酵素は寒天を分解する酵素と似ていましたが、寒天は分解できず、のりのポルフィランだけを分解するためだけに発達した特別な酵素であることが分かりました。

彼らがその酵素を作り出す遺伝子をもつ生物が他にもいないか探してみたところ、海に住む細菌だけでなく、人のお腹から採取した腸内細菌の遺伝情報の中に、その遺伝子が存在していることが分かったのです。

しかも、その特別な腸内細菌は日本人にのみ見つかったとのこと。彼らは比較のために北米人の腸内細菌を調べてみましたが、発見できなかったそうです。

腸内細菌の働き

人間は栄養分を吸収するために、食べた物を酵素により分解・消化する必要があります。以前「腸内細菌」についてコラムにアップしましたね。「腸内細菌」とは、私たち人間の腸の中に住んでいる細菌のことです。「細菌なんて汚い!」と思われるかもしれませんが、腸内細菌は私たちが健康に生きていくためにとても大切なものです。

腸内細菌は人間が上手に消化できない食べ物を消化し、作ることができないビタミンを作るだけでなく、病原菌と戦うための免疫を発達させ、病気に強い体に貢献していると言われています。

そんな腸内細菌が私たち日本人にのりを消化する力を与えてくれたことが、遺伝子の研究から明らかになったということです。

生のりを食べた結果

では、なぜ日本人の腸内に住む細菌だけが海の生物の遺伝子を持つことができたのでしょうか? 研究グループは、「生ののりを食べることによって付着した菌が体に入り、腸の中で遺伝子の受け渡しがあったのではないか」と考えています。

海に囲まれた土地で暮らし、昔から海藻を食べてきた日本人だからこそ得られた機能なのかもしれません。日本人にとって、のりなどの海藻をうまく消化して栄養分にすることができる腸内細菌をお腹にもっていることは、生きていくために有利だったと考えられます。

低カロリーで美容にも良いとされる海藻。実は海藻はカルシウムを効率よく取り込む効果もあります。カルシウムと言えば牛乳を思い浮かべる方が多いと思います。しかし、牛乳はカルシウムを身体から排出してしまうことも分かってきました。

乳製品を取らなかった江戸時代の日本人がとても強い身体を持っていた理由は、海藻を食べる文化で丈夫な骨を作って来たおかげなのでしょう。

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