専門医コラム

2016/02/09

何故、NS乳酸菌を推奨するのか?

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昨日のコラムでご紹介したNS乳酸菌ですが、私は自分自身も毎日摂取しています。腸内フローラ改善が目的ですが、花粉症やドライアイはもちろん、近視、老眼、白内障、緑内障などの眼科疾患の患者さんにもお勧めしています。

 

腸内環境が改善されると身体を守る「免疫力」が改善することはこれまで何度もお伝えしてきたとおりです。目は体の一部ですので、身体が元気でなければ、目の病気の改善はいくら薬を使っても一時しのぎで、症状を繰り返して困っている方が大勢おられるのが実情です。

 

今回は、何故数ある乳酸菌の中で 「NS乳酸菌」を私が推奨するのかお伝えします。

NS乳酸菌とは?

金鋒博士が発見したNS乳酸菌は蒙古高原の漬物や醗酵馬乳の中から分離されました。様々な乳酸菌の研究を経て、博士の故郷、モンゴルの天然植物乳酸菌がモンゴル遊牧民の健康のカギであることを発見したのです。

 

主にモンゴルの遊牧民の伝統食などから発見された多種類の乳酸菌群の中から、特に大型で酸度の高い乳酸化物を多くつくれる乳酸菌(桿菌)を選び出し、DNAを特定し、厳選穀物を培地として、独自の方法で培養したものです。糖類、タンパク質、繊維などにも高い消化力を持ち、人間及び動物の食べ物を殆ど選ばずに消化できる野生の品種で、人間及び動物や自然に共生している菌です。

 

NS乳酸菌は前述のように遺伝子解析を通して生物学的特性を確定したもので、日本で販売されている多くの乳酸菌のように、培地での培養を繰り返してつくることはありません。培養を繰り返すということは「家畜化」されてしまい、乳酸菌の力を落とすことにも繋がります。

地球上の生命は共生している!

私たちは自然の微生物、バクテリアと共生して健康を維持しています。現代社会は、食や医療に限らず普段の生活の中で化学物質に依存しています。また過剰な清潔志向などによって、共生している微生物が殺菌・抗菌され、さらに自然との交わりが減少し、人間と微生物との共生バランスが崩れ、免疫力や持久力を弱体化しています。微生物やウイルスを殺すのではなく、お互いが助け合う、”共生” することが望ましいのです。古来、人類は生命共生してきたはずですが、現代生活はこのバランスを崩してしまう傾向のため、様々な難病が増加しているのではないでしょうか。

 

近視の増加も、地球全体の共生を崩していることが原因となっているのかもしれません。

 

「共生性乳酸菌」と「抗生性乳酸菌」

 

(上図:株式会社ラクア ホームページから転記)

 

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