専門医コラム

2017/08/04

重金属が身体に及ぼす影響

過去のコラムでも重金属の身体や目への影響についてお伝えしました。

 

鉛、カドミウム、水銀などの重金属が人間の健康に悪影響を与えることは良く知られています。

 

こうした重金属の問題は、一旦土壌、空気、水などに入ると簡単には除去されないため我々の健康に深刻な問題を引き起こします。

 

残念ながら有毒な金属にさらされるのを完全に回避することは困難です。これらの毒物は、食べ物や飲み物または空気などの供給源を介して我々の身体の中に入ってきます。

 

例えば水銀は魚介類や農薬、歯科治療に使用されていたアマルガム(注・水銀と他の金属との合金)に多く含まれ、うつ、イライラ、手足の震え、脱毛などの症状に繋がります。

 

重金属中毒は、中枢神経機能、心血管系および胃腸系、肺、腎臓、肝臓、内分泌腺と骨にダメージを与えます。慢性的に重金属にさらされると、変性疾患(アルツハイマー型認知症、筋萎縮性側索硬化症など)や自己免疫疾患や、ガンの発症リスクを上げる可能性があります。

 

長時間かけて、比較的低濃度に毒素にさらされ慢性毒性に繋がる場合もあります。重金属の慢性毒性の症状は他の健康状態と同じように、すぐに中毒と認められない場合もあります。例えば、長期間の毒素にさらされることで起こる一般的な疾患として、パーキンソン病、リウマチ、アルツハイマー病、多発性硬化症、うつ病、心血管疾患、腎不全などが挙げられらます。

 

うつ病などの精神疾患とされるものも、こうした毒性の高い物質が関与していることもあり、「心」すなわち「脳の生体電流への悪影響」の原因ともなり得るのです。

 

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