専門医コラム

シチリアって何処？

イタリア、シチリア島をすぐに思い浮かべられる方は、イタリア通でしょう(笑)

実は、私はこれまでイタリアへ行ったことがありませんでした。

仕事が忙しくて、遊びに行く暇がなかった・・・ということにしておきましょう！

一度は訪問したいと思っていた国です。

世界史の中で重要な役割を果たしたローマ帝国があった地ですから！

しかし、そのローマをすっ飛ばして、ブーツの形のイタリア地図、そのブーツでけられるボールのようなシチリア島が私の初のイタリア体験となりました。

30時間の長旅！　溶岩の街

自宅を出てからシチリア島、エトナ山のふもとの  カターニア （Catania）のホテルにチェックインするまで実に30時間！

自宅から、

中部国際空港（セントレア）→（北京経由）→　アブダビ　（約14時間＋待つこと数時間！）

アブダビ　→　ローマ　（約6時間＋再び待つこと数時間！！）

ローマ　→　カターニア！

カターニアの空港で、SIFI社の迎えの人を見つけた時には、さすがにホッとしました。

春休み期間で、この区間で乗り継ぎの短いものが確保できなかったこともありますが、さすがに老体にはこたえました（笑）

イタリア政府観光局（ENIT）公式サイトによると、

カターニアは「パレルモに次ぐシチリア第2の都市。17世紀後半のエトナ山噴火と地震後、市街は建築家バッカリーニによるバロック様式の建築が建てられました。建築には噴火で流れ出た溶岩を使用したため、街はオセロのような白黒のコントラストが印象的。」

とのこと。

カターニア中心街の円形競技場跡（捨て猫の住処となっているようで・・・）

街中のヨーロッパらしい小路

石畳の道路

町のあちらこちらに旧い重厚な建物が残されていました

シチリア式歓迎！

到着が現地時間の夜7時過ぎでしたが、SIFI社のスタッフに夕食にお招きいただきごちそうになりました。実はイタリア人の夕食は9時過ぎくらいからのスタートが一般的とのこと！　思わず、「遅くから食べ始めて皆さん何時に寝るの？」と余計な心配をして尋ねてしまいました。

どうやらよく遊んで人生を楽しむようです(笑)

連れて行ってもらったのが、地元のローカルなシーフードレストランです。もちろんイタリアン！

機内食にへきえきとしていたため眠さも忘れて堪能してしましました。

いきなりマグロ！　いわゆるツナです。日本の「ネギトロ」的な食べ方ですね

フレッシュなシーフードがこれほど出てくるのはシチリアならではとのこと

アメリカ人と異なり、イタリアでは昔からイカやタコをカルパッチョで食べていたそうです

タコです！　フツウにタコだけの料理が出てくるのが意外でした

イタリア料理と言えばパスタ！　　ボンゴレがシチリアでは定番のよう　イカスミも！

イタリアと言えばやはりワイン　　　皆様、たくさん飲まれます！

・・・しかし、イタリアの方々の良く食べる事！

20代の頃ならついていけたでしょうが、さすがにそれ程食べられなくて、「もう食べないの？」と心配されてしまいました（笑）

「腹7分目」が大事です！？

ホテルへ帰って、ワインのほろ酔いも手伝い、ドラえもんののび太クンのように「１、２、３、グ～ッ zzz」と、そのまま“爆睡”！！

私は「不眠症」の人の気持ちが分からないほど、普段から布団に入ると瞬時に眠れるのですが、この夜は後先考えず眠りに落ちました（笑）

https://youtu.be/J55Jx5NyvUM

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