専門医コラム

2018/04/29

連休初日に多くの緑内障患者さんが・・・!

連休初日の昨日(4月28日、土曜日)はなぜか、「緑内障DAY」でした。

重症患者さんは休みに発症・・・”マーフィーの法則(?)”

不思議なもので、金曜日の午後や、土曜日、連休前などには手術が必要となる救急性の高い患者さんが受診される傾向があるようです。

あってはほしくない傾向です。

せっかくのお休みを楽しむ予定であった患者さんの予定が「病気」のために変更を余儀なくされてしまうのです。

昨日の診療では・・・;

① 午前の外来診療で新規の20~50歳位の比較的若い緑内障患者さんを5人程診断

  緑内障は発症した場合、基本的には治りませんので生涯のお付き合いが必要となります。例外的に活性酸素対応治療で改善する場合がありますが、保険診療の範囲の治療では「治らない」のが一般的です。

② 80歳 急性緑内障発作(白内障末期で眼圧が50mmHg程まで上昇) 

  昨夜より痛みがひどくなり、夜間救急外来受診するも痛みが改善しなかったそうで、本日、緊急外来手術で対処!

③ 福井県へ帰省中、右目をぶつけて見えなくなったと受付終了時に来院

  光しか鑑別できない状態に視力低下しており、眼圧45mmHg と外傷性緑内障発症! 眼内に強い出血を生じており、応急対応

④ 片眼緑内障で失明し、反対眼も眼圧上昇で失明可能性が高い高齢女性 

  既に過去に前医で緑内障手術をされるも眼圧再上昇のため、線維柱帯切除術を試行!

実際、緑内障患者さん割合が増えてきています。

とは言え、失明リスクの高い重症な緑内障患者さんの緊急処置や手術が一日に何人も重なることは珍しいです。

患者さんの方々の視機能経過が良好となるよう今後とも全力で対応させていただきたいと思います。

本日も、名古屋院で眼瞼下垂、眼内コンタクトレンズ(ICL)手術を数名ご予約いただいております。

ゴールデンウイーク連休中でも名古屋院は診療をしておりますので、お困りのことがあれば遠慮なくご一報ください!

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