専門医コラム

2020/02/14

2020 年 4 月診療報酬改定速報

 

2020年診療報酬改定の速報です

2月7日、2020年診療報酬改定への中医協答申が発表されました

特に多焦点眼内レンズを用いる白内障手術の先進医療保険による給付金の取り扱いについては正式に本年3月で終了となりました。以下に答申を貼り付けします。

「多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術は、先進医療から外れて、選定療養となります。詳細は 今後発出されますが、4 月 1 日以降は医療保険の先進医療特約の対象手術から外れます。3 月中の手術と 4 月以降の手術では患者さんの負担がかなり異なります。手術の予定を立てる際に、患者さんへの説明に 十分に配慮する必要がありますことを申し添えます。」 


2020年診療報酬改定答申の詳細および眼科関連をまとめた速報は、下記の URLをご参照ください。
・中医協答申の詳細資料
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000193003_00002.html

こうした報道を受けて全国的に3月末までに先進医療保険を活用希望される患者さんの眼科受診が急増しています。
しかしながら各施設の手術可能件数が限界があり、全ての手術希望患者さんの受け入れが困難になってきています。
当グループの名古屋院、長浜院ともまだわずかに予約枠がありますが、先進医療保険を活用する多焦点眼内レンズ手術(近視、遠視、老眼、乱視を一度に治療し、視力回復を行うことができるため、50歳以上の方の多くが手術適応となり、視力回復のメリットが得られます)を検討されている方は、早めの検査受診をお勧めいたします。

ページのトップへ