専門医コラム
2023/11/27
なぜ海水塩が必要か?
前回の果物と白砂糖の問題の続きです。
海水塩がなぜ必要かをお伝えしたいと思います。
川の水(淡水)は0度で凍ります。
ところが海水は約マイナス2度まで下がらないと凍りません。
海水塩の含有カロリーは「0」ですが、約2度の「温め力」があることが理解されるでしょう。
かつての日本で寒冷地に住む方々が「海水塩」を多く食べていた理由は、
「身体を温める」働きを経験的に理解されていたからだと思われます。
白砂糖で体が冷えている方にとって、海水塩は救世主となると言っても過言ではないでしょう。
また、多くの熱帯産の果物は、現地の人が暑さで火照った身体を冷やすためには合理的な食べ物です。
ところが前述のカリウム過剰摂取と合わせて、亜熱帯に属する沖縄は除きますが、
日本に住む我々が熱帯の果物を食べ過ぎると身体を「冷やしすぎる」ことにも繋がります。
他の観点からみてみましょう。
まずはグリコーゲンスパイクと呼ばれる血糖値の急上昇&急降下の問題です。
白砂糖は単糖ですので食べると身体の中にすぐに吸収されます。
そうすると血糖値が急上昇することになります。
急上昇した血糖値はもとに戻さねばなりませんので、
その結果インスリンが膵臓から分泌されて血糖値をさげてくれる働きをしてくれるのです。
この時に急激に血糖値を下げてくれるのは良いのですが、体温も一緒に下げることになります。
またインスリンが多いと脂肪が燃焼しづらくなります。
脂肪が燃やせない → 熱が発生しない → 体温がさがるということにつながるわけです。
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