専門医コラム

2017/03/10

白内障 プレミアム多焦点眼内レンズ

厚生労働省承認 先進医療実施医療機関

多焦点眼内レンズを使う白内障手術に関しては、名古屋院、長浜院ともに先進医療実施医療機関として厚生労働省より承認を受けております。

前回お伝えしたように先進医療認定の多焦点眼内レンズ ReSTOR(レストア)は、現在国内で販売停止となっております。乱視対応遠近両用眼内レンズをご希望の方は、先進医療対象外のレンズをご選択頂く必要があります。

先進医療対象外ですが海外では既にプレミアム多焦点眼内レンズとして普及しているレンズを当院では選択いただけます。今回は乱視の矯正も可能な多焦点眼内レンズのご紹介をさせて頂きます。

プレミアム多焦点レンズ「Lentis レンティス」(先進医療対象外)

特長

  • 「遠く」から「近く」まで、より自然な見え方
  • 中間距離も見えるため、パソコンを使う時間が長い方に向いている
  • メガネが、ほぼ不要になる
  • 完全オーダーメイドのレンズで、幅広い度数設定が可能なため、強度近視の方にも対応
  • 乱視矯正も可能
  • 見え方の質の低下も軽微夜に光が散乱して見える、グレア、ハローが起こりにくい
  • 欧州では定評のあるレンズドイツOculentis社の高度な技術により作られた、欧州では定評のあるレンズ。高精度な素材で作られているため、長期間にわたる安全性、安定性が保証されます。
  • 材質:アクリル樹脂

レンティスは「分節型多焦点眼内レンズ」と呼ばれます。

レンズが上下で、遠くを見るための部分と近くを見るための部分に分けられています。二つの部位で遠くと近くが見えるようになっているレンズです。

遠方部分と近方部分の境目がなく、遠方から近方までがスムーズにつながっています。

回折型多焦点眼内レンズのように、回折構造を使って焦点を遠方と近方に分けるデザインと異なり、コントラスト感度低下がなく、遠方の鮮明な見え方が利点です。

中間および近くの見え方も良好ですが、新聞や辞書のような細かい字を読む場合には回折型の方が適する場合があります。

オーダーメイドのレンズのため、より患者様の眼に適したレンズの選択が可能です。

国内未承認品ですが、CEマーク(欧州連合EU加盟国での基準適合マーク)を取得しています。

この分節型多焦点眼内レンズによる手術費は先進医療対象外です。

プレミアム多焦点レンズ「ファインビジョン」(先進医療対象外)

3ヶ所に焦点が合う眼内レンズ(トリフォーカルレンズ)が登場しました。

特長

  • 焦点が「遠く」「中間」「近く」の3ヶ所中間距離にもピントが合うことが最大の特徴
  • メガネが、ほぼ不要になる
  • 乱視矯正も可能
  • 2重焦点より、グレア、ハローが少ない
  • 材質:アクリル樹脂

ファインビジョン

遠くと近くの二焦点にピントがあう眼内レンズに加え、三焦点にピントがあう眼内レンズも開発されています。 焦点が「遠く」、「中間」、「近く」の3カ所にあう事が特徴です。遠方、近方に加え、どの距離もある程度見える事を希望される患者様に適しています。

国内未承認品のため、三焦点眼内レンズによる手術費は先進医療対象外です。

それぞれの治療費用についてはコチラをご参照ください ⇒ おぐり近視眼科グループの白内障手術費用

その他、詳しくは当院の白内障サイトもご参照下さい!

///////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////

おぐり近視眼科・内科 名古屋院ホーム(名古屋、栄、錦3丁目、地下鉄2番出口すぐ) オンライン予約・相談

おぐりクリニック 長浜院ホーム (滋賀、長浜イオン西隣)オンライン予約

 

ページのトップへ