専門医コラム

宇宙旅行には現時点ではレーシック、ないしは眼内コンタクト（ICLなど）が視力矯正に有効です。しかし、宇宙空間では眼球が歪み視力が変化する可能性があります。従来のレーシックでは航空機のパイロットになるにも制限がありました。レーシック後の角膜の気圧変化による視力変動が懸念されたからです。

"レーシック難民” という言葉がネット上でも散見されます。強度近視や角膜の薄い方にレーザー照射量を増やして大きな近視矯正を行うと角膜強度が弱くなります。そのために厚生労働省ではレーシックの適応近視強度等、ガイドラインで厳しく規定しています。このガイドラインを超える治療を行った場合には当然合併症は起こりうると考えます。無理なレーシックをしないことが重要なのです。適応を超えないレーシックは後遺障害の非常に少ない、安全な治療であることが世界的、特に先進国で認められています。

NASAが認めたレーシック

レーシック難民になりにくい手術方法、後遺症の可能性が低い手術方法がいくつかあります。そのひとつがアイデザイン・アイ・レーシックです。このアイデザイン・アイ・レーシックが行なわれる前は、「アイ・レーシック」とよばれる手術方法が最も後遺症の少ない安全な方法であると言われていました。

そのアイレーシックは、患者さん個々の目の状態を正確に計測する角膜形状スキャン機器、安全で正確なフラップを作るレーザー機器、そして精密なレーザーの照射を可能にした機器、これら３つの高性能機器を使い、安全性を確保することができます。

そのアイ・レーシックをさらに進化させた手術方法がアイデザイン・アイ・レーシックです。

神戸神奈川アイクリニックグループではアイデザイン・アイ・レーシックは「プレミアム・アイデザイン・レーシック」と呼んでいます。患者さん一人一人角膜形状は異なっており、個別完全オーダーメイドの視力矯正手術です。