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「ドライアイは、治るのかな?」と、よく聞かれます。
ドライアイになる原因を理解して、適切な治療法を採用すれば根治可能です。
そのためにはこれまで紹介してきたような東洋医学的観点が必要です。検査、手術、不快感やかゆみなどの症状への対応だけでは、対処療法に留まり、結局ドライアイと生涯のお付き合いをすることになってしまいます。
例えば、水着を着るために・・・など、夏に向けて無理なダイエットをしている方、結構いるのではないでしょうか? しかし、運動をせずに食事制限だけを行うのは問題です。脂肪だけでなく、筋肉も落としてしまうことになります。ダイエットのコツは筋肉を落とさないことです。
・・・だからと言って、運動しないから食事制限しなくてもよい、とはもちろんなりませんので、運動しない方は食事量は控えてください(笑)
間違ったダイエットによって筋肉量を減少させてしまうと、冷えに悩まされることになります。体温を作り出すのに必要な筋肉が働かなくなってしまうからです。「腎」を弱らせてしまいます。
また、夏は暑いからと運動を避けていませんか?
筋肉を使わないと、身体は弱ります。もちろん「冷え」の大きな原因の一つです。 何故なら筋肉には多くの毛細血管があり、筋肉を動かすことで血流が改善して全身が温まるからです。動かすために存在するのが筋肉です。夏に汗をかかない人が増えているといわれていますが、運動不足や、前回のコラムで述べたようにお湯につかり身体を温めない習慣の方が増えていることもその原因と考えられます。
サクセスフル•エイジング〜筋肉を使えば若く、健康に、そして認知症も予防できる
腎は寒さが苦手です。そのため冬は腎の働きが弱まり、様々な症状が出やすいのですが、その一つがドライアイであることは理解いただけましたでしょう?
<腎補強に大草原の乳酸菌!>
「腎」経絡と、関係の深い部位をお伝えします。
腎は「骨や関節を司る」とも言われます。
腎が弱ると骨や関節が委縮して硬くなります。 そうなると経絡上の関係から続いて「肝」が侵されます。
その結果、肝が統制する「筋」の働きが弱ります。
そのため、筋肉のポンプ作用が低下して、冷えの悪化につながってしまうのです。
こうした冷えの連鎖反応、悪循環に陥らないよう注意してください。
「膀胱経」の経絡は、主に腰から背中を通り、冷えは腰痛や背中の痛みの原因にもなります。
特に背骨に近い膀胱経のラインに沿うように自律神経も流れています。そのためこのラインの硬直は、一層冷えを助長させてしまうのです。
これが、東洋医学の冬の考え方です。難しいことは分からなくても、寒さが身体に良くないものだということは感覚でも理解いただけることでしょう。
冬は「水」と関わりあいがあるともお伝えしました。「水」に属するのは、膀胱経と腎経の経絡です。 この「水」ですが、膀胱経と腎経の流れが滞っていると水の調節がうまくいかず、身体だけではなく、心にも悪い影響を与えてしまいます。この点もすでにお伝えしました。
「不老長寿」のツボとして、足の裏の涌泉が重要視されてきました。身体のエネルギーが湧き出す場所とされています。
その涌泉の場所ですが、足の裏のつま先寄り、への字にくぼんだ真ん中です。涌泉を刺激すると、身体が元気になるとされています。”腎”を活性化する効果に繋がるようです。
足の裏には、身体の状態が反映すると言われますが、薬や食品添加物など、化学物質を多く摂る現代人は、多かれ少なかれ”腎”に負担がかかっています。また、身体や髪を洗うシャンプーなどに含まれる界面活性剤なども「化学物質」です。化粧品等々、数えだすときりがありませんが、気付かないうちに腎へかなりの負担を毎日積み重ねているのです。そのため負担のかかってる臓器に繋がる足裏のツボを刺激すると気持ちよく感じる方が多いのです。
足裏のツボを覚えるのが大変でしたら、”腎”をほぐすつもりで、湧泉だけを覚えて、寝る前に1分間マッサージをしてみてください。
腎・膀胱経に負担がかかっていると、全身に浮腫(むくみ)が出ます。脚が太いと思っている人が、脂肪ではなく実はむくみだということは結構あるものです。
朝、顔がむくんでいると気づいたら、単に寝不足ではなく腎経の不調の可能性もあります。
顔が黒ずんでいる人も、生まれつきの色黒と思っているかもしれませんが、腎経の不調でも顔が黒ずむ場合があります。 腎のエネルギー低下、生命エネルギー低下のサインを見逃さないようになさって下さい。
先の述べたように、「腎のエネルギー低下は髪の毛に出る」といいます。腎経が病んでいる人は、早く白髪が出始めます。だれでも必ず年は取っていくのですが、20~30台で白髪や薄毛が気になりだしたら、このコラムで紹介させていただいたような生活習慣を取り入れてください。
これも前回お伝えしましたが、「恐怖」をつかさどる“腎“を病むと、理由のない恐怖や怯えに襲われます。
対人恐怖症、閉所恐怖症、高所恐怖症といった病も、腎経が関係すると東洋医学では考えられています。
女性の冷えは、足裏の内側から内股を経て、子宮、腎臓へ上がり、腰に来ます。
腎・膀胱の経絡はほかの経絡に比べて最も長く、足裏からお腹、胸、背中、頭のてっぺんまで左右全部で188のツボがあるとされています。
とくに膀胱経は、背中すべてをカバーしていて、この経絡を診ることで全身の状態がかなりの程度わかるほどです。
また、膀胱と腎は陰陽のペアを組む関係です。そのため腎が病むと膀胱の経絡にも影響が出現し、全身いたるところにさまざまな症状となってあらわれることになります。
6つの臓器タイプの中では、腎・膀胱経がもっとも生殖器・婦人科系の病に関わると言われます。
これまで述べてきたように腎は生命エネルギーの源です。生殖エネルギーも司ります。一例として、東洋医学の考えではセックスの過剰で起こる「腎虚」は良く知られています。
復習になりますが、腎・膀胱経は内分泌の副腎と自律神経系、それと生殖機能までも含めて、全身の精気を司っている系統なのです。
不妊で悩む若いカップルが増えています。おそらくこうした方はドライアイも併発されていることでしょう。腎・膀胱系の状態を改善することで、妊娠の可能性が高まると考えられます。
ドライアイと不妊、殆どの方では頭の中で結びつかないことでしょう。しかし、数千年の経験をもとに構築された東洋医学の考えを理解すると、ドライアイと不妊を無関係と考えることが不自然であることがお分かりいただけるでしょう。
肩コリには様々な原因が存在します。 その中でも首の後ろに出るコリは典型的な膀胱経の症状です。
ふくらはぎの真ん中にあるツボ、承山が膀胱のツボです。
承山をマッサージすることで首の後ろのコリや脚のむくみにも効果があります。
経絡やツボに関しては、様々な書籍が出版されていますので、そちらを参考になさって下さい。
全身のツボを覚えることは大変ですので、ご自身がお困りの症状に繋がるツボだけを覚えて、日々のケアに加えてはいかがでしょうか?
誰でも身体の使い方に「クセ」がありますから、その日の負担はその日のうちに解消するよう、ご自身の「ツボ」を寝る前にほぐすと良いでしょう。
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